博士との対談

次亜塩素酸ナトリウムとの違いなどについて

玉城 英彦 名誉教授 北海道大学
世界保健機関(WHO)元職員

玉城先生、初めまして!ぼく、モーリスくん!よろしくお願いします!

モーリスくん、元気だね。こちらこそ、よろしくお願いします。

世間では次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムがよく混同されていますが、違いを教えて頂けないでしょうか。

次亜塩素酸水は人体に有害な次亜塩素酸ナトリウムと名前が似ていることもあって、誤解を受けやすいですが、全く別物です。次亜塩素酸水とは一般に弱酸性の水溶液で主要成分は次亜塩素酸分子(HOCl)です。一方、漂白剤などに用いられる次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で、主成分は次亜塩素酸イオン (OCl-)。HOClを主成分とする次亜塩素酸水は殺菌力が強く、逆に次亜塩素酸ナトリウムは洗浄力が高い。用途によって使い分けが大切なのです。

なるほど、よく分かりました。次に次亜塩素酸水の有効性を詳しく教えてください!

私は北海道大学のチームとウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性を実際にラボで確認しています。いま脅威となっているウイルスも、瞬時に99.99%除去する高い有効性があります。

瞬時に99.99%!ぼくも分かってはいましたが、やっぱり次亜塩素酸水はすごい!安全性はいかがしょうか?

次亜塩素酸分子は分解しやすい性質であることから、ウイルスや菌に反応したあとは分解されて無くなってしまう。つまり、ほぼ水だけが残るということになる。残存性が低いというこの特徴が、次亜塩素酸水が安全だと言われている主な理由です。

そうですよね。その高い安全性から、次亜塩素酸水の空間噴霧がプロの間で活用が広まっています。

空間噴霧の安全性と有効性が高いレベルで確認されているのは、次亜塩素酸水だけだと思います。ボタン一つで部屋全体の除菌と消臭ができるので、プロのみならず、家庭でも活用が広がるのではないでしょうか。

モーリスは空間噴霧の有効性試験と安全性試験を実施し、それぞれ確認をしています。確かに、一般家庭の方からも噴霧のお問い合わせが増えています!

モーリスは私も使っています(笑)。各種試験を取得されているのはユーザーとしても安心感があります。確かな信頼のもと、活用が広がることを期待します。

エビデンスに基づいた情報発信を引き続き心がけてまいります!玉城先生、本日はありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました。


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