モーリスくん、こんにちは。こちらこそ、よろしくお願いします。

次亜塩素酸は除菌力やウイルス抑制力、脱臭効果に力を発揮する成分です。ウイルスや菌の内部に入り込み、強力かつ素早く作用すると言われています。さらに、排せつ物などのニオイの元となるタンパク質やアンモニアなどの物質を分解するスピードが早く、優れた脱臭効果の力も持ち合わせています。

次亜塩素酸は日本では多くの場面で使われてきた長い実績があります。その代表例が水道水です。水道水の中で、菌が繁殖しないように次亜塩素酸が活用されています。また、身近なところではプールや哺乳瓶、カット野菜の洗浄にも使われています。私たちは毎日、次亜塩素酸に触れているんですね。

有効かつ安全に噴霧使用できるのは次亜塩素酸水溶液ならではの活用方法です。噴霧使用する場合は、適切な濃度で実施することが大切です。私どもの実験では50㎎/Lという濃度の噴霧で季節性ウイルスに対する有効性を確認しています。また、この２倍の濃度に当たる100mg/Lの水溶液を湿度100%に到達するまで過剰噴霧しても、計測される塩素ガス濃度は最大で0.1～0.3ppmにとどまりました。労働安全衛生法に定める許容濃度は0.5ppmですので、十分に安全といえると考えています。

モーリスの試験内容は私も拝見しました。pHも6.0前後と、弱酸性領域ですので安心して使っていただける次亜塩素酸水溶液の一つだと思います。

こちらこそ、ありがとうございました。